上尾市との懇談会(23.10.11)

 10月11日(水)午前10時から、上尾市平和委員会、新日本婦人の会上尾支部、原水爆禁止上尾市協議会、上尾桶川伊奈労働組合連合会の4者が、上尾市役所議会棟4階の会議室で懇談会を行いました。
 この懇談会は、去る8月9日に、上記4団体連名で上尾市長宛に提出した「上尾市における『自衛官等の組織募集』の中止と空の安全を求め、上尾市の平和行政の取り組みを求める要望書」にもとづくもので、9月27に寄せられた回答書の内容を受けて、直接、意見交換するためのものです。
 (※ 要望と回答はこちらからごらんになれます[別ウインドウで開きます])

 今回の懇談会には、上尾市側は、要望・回答内容に関係する担当各課から、商工課(2名)、市民課(2名)、総務課(2名)、危機管理防災課(2名)、広報広聴課(2名)、市民協働推進課(1名)の11名が出席され、要望提出の4団体からは17名が参加しました。

 要望書自体は上尾市長宛で提出しているものであり、市長自身が懇談会の席に出てほしい旨要望しているのですが、畠山市長はこれまで一度も私たち4者との懇談会には出席していません。
 出席されている担当各課の人が、市長名が確認している回答書の内容以外のことを勝手に答えることは当然できませんので、市長の考えを直接聞きたい内容も多くあり、今後も市長の出席を求めていきたいと思います。

 懇談会では、最初に埼玉県平和委員会の二橋元長代表理事が、この間おこなってきている県下全自治体に対する「自衛官募集に関する市町村アンケート」の集約状況とその特徴などについて報告をおこないました。
 つづいて、要望書の項目内容にそって、回答についての感想、意見、要望を各団体参加者から発言し、担当課からそれぞれに回答をいただきました。

 やりとりのあった内容や参加した方の感想などは追ってサイトやニュースに掲載する予定です。
 市にたいして、こうして市民の声を届け、多少でも意見交換できる場が毎年のように持てているということはたいへん貴重なものであることも、あらためて感じられるところでもありました。

 懇談会は前回までと同様、1時間の予定でしたが、活発な発言がつづき、15分程度時間延長にはなったものの、要望書にあった9項目すべてについてやりとりするまでの時間はとてもありませんでした。
 懇談会後のまとめの会議では、他団体では1時間半や2時間の懇談をおこなっていることがわかり、次回からは2時間とってもらえるよう、あとで広報広聴課に申し入れしました。

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